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高効率インバーター

最近になって、電力消費量は生活水準の向上と共に、速い速度で増えています。
1993年の電力消費量が2,899kWhであった、1人当たりの電力消費量は、
2003年 6,126kWhで、10年ぶりに2倍以上増加して、毎年急増している趨勢です。 <C&I 2006年 2月の企画特集記事を参照>

そして、現在、わが国の全体電力設備に対する誘導電動機の設備が占めている比重が過半数以上を占めています。このような誘導電動機の設備に対して間接的なエナジー節減効果を創出できる装置をインバーターと言います。

インバーターを通じてエナジー節減効果を得る為には、PUMP・FAN・BLOWERなどの2乗低減トルク負荷に適用可能です。
一般的に、機械的なValveとDamperを調整して、負荷を変動する方式は、
流量を減る為、ValveとDamperを締めても損失が増加して、モータの所要動力は
それ程減少出来ない為、節電効果を期待出来ないし、電動機の回転数を制御すると、
所要動力は回転数3乗に比例して減少して、多いエナジーを節減する事が出来ます。

このような節減効果を得る為にインバーターを使用することです。
インバーター適用時、エナジー節減効果だけで無く、他の様々な長所が付加されるが、
先ず、始動電流が低下されて電気制御器機及びモータの寿命が長くなります。また、
加減速運転が容易し、連続的な可変速運転が可能な効果を得る事が出来ます。


[ インバーター適用時の長所 ]
a. 負荷変動による、エナジー節減効果があります。
b. SOFT START/STOP (任意の加減速時間の調整が容易)
(起動時、定格電流の4〜6倍の始動電流が流れるが、インバーター運転時、始動電流が徐々に上昇します)
c. 連続的な広範囲の可変速運転が可能です。

[ 高効率インバーターを通じて、エナジー節減効果を得られる負荷。]
a. FAN / BLOWER:空調機(S/R) 、集塵機、FD/ID FAN、Cooling Tower FAN、
乾燥用扇風機、Aeration Tank FAN
b. PUMP:下水/浄水/加圧PUMP、CHEST 移送PUMP、ボイラー給水、
冷温水/冷却水の循環
c. COMPRESSOR :遠心式、往復動式